太陽が落ちた日
The Day the Sun Fell
アヤ・ドメーニグ
スイス、フィンランド/78分/2015年
若き内科医として原爆投下のその日から広島赤十字病院で被爆者を治療した祖父の足跡を辿っていくうちに監督は当時、同じような体験をした看護師と医師にめぐり会う。監督の祖父は生涯を通じて決して自らの体験を語る事はなかったが登場人物たちとの出会いによって祖父に近づいていく。2011年3月11日、福島の原発事故により監督の探索の旅は新たな局面を迎えることになる。
作品名(日本語) | 太陽が落ちた日 |
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作品名(英語) | The Day the Sun Fell |
作品名(オリジナル言語) | Als die Sonne vom Himmel fiel |
監督名・製作代表者名(日本語) | アヤ・ドメーニグ |
監督・製作代表者名(オリジナル言語) | Aya Domenig |
監督・略歴 | アヤ ド メーニグ は1972 年日本で生まれ、スイスで育つ。1992 年から2000 年までチューリッヒ大学で文化人類学、映画学、日本学を学び映像人類学を専門分野としドキュメンタリー『親方』で修士号収得。2001 年から2005年までチューリッヒ芸術大学(ZHdK)映像学科で学ぶ。卒業作品『春いちばん』(フィクション、22分)は、ロカルノ、クレモンフェランなど、数々の国際映画祭で上映され、フランスのアンジェ映画祭ではシネシネマ賞を受賞。2015 年長編ドキュメンタリー『太陽が落ちた日』は第68回ロカルノ国際映画祭でワールドプレミア (「批評家週間」部門)。スイスフィルム賞2016において最優秀ドキュメンタリー、最優秀音楽の二つの部門でノミネートされ、スイスフィルム最優秀音楽賞を受賞。スイスフィルムアカデミー、およびヨーロッパフィルムアカデミー会員。 |
製作年(作品完成年:西暦) | 2015 |
製作国 | スイス、フィンランド |
上映時間(分) | 78分 |
画角(フレームサイズ) | (ビデオ)16:9 |
色 | 一部カラー |
上映可能フォーマット | DCPBDDVD.mov (Apple ProRes 422 HQ), 25fps) |
主な撮影地 | 広島、広島県府中市高木、東京 |
主な撮影時期 | 2010年4月 2011年6、11月 2012年6〜8月 2013年5、10月 |
主な被写体人物名(登場人物) | 土井清美、内田千寿子、肥田舜太郎 |
使用言語 | 日本語、ドイツ語、 |
字幕の言語 | 日本語、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語 |
初公開年月日(西暦) | 2015年8月9日 |
初公開国 | スイス(ロカルノ) |
日本での初公開年月日(西暦) | 2015年11月23日 |
上映実績(映画祭、商業上映など) | 2016年1月: スイスで劇場公開 その他上映 2015 • ワールドプレミア:ロカルノ映画祭 批評家週間(スイス) • トゥージス国際映画祭(スイス) • 広島国際映画祭 • This Human World映画祭(ウィーン、オーストリア) 2016 • Max Ophüls Preis映画祭 ドキュメンタリー・コンペティション(ドイツ) • ゾロトゥルン映画祭(スイス) • ムンバイ国際映画祭 インターナショナル・コンペティション(インド) • DOCfeedドキュメンタリー映画祭(アイントホーフェン、オランダ) • テッサロニキドキュメンタリー映画祭(ギリシャ) • グリーンイメージ国際環境映像祭2016 グリーンイメージ賞(東京) • ボルツァーノ映画祭 ドキュメンタリーコンペティション スペシャル・メンション(イタリア) • フィルムアートフェスティバルMV ドキュメンタリーコンペティション スペシャル・メンション(メクレンブルク=フォアポンメルン、ドイツ) • ゲッティンゲン国際民俗誌映像祭(ドイツ) • インスブルック国際映画祭 ドキュメンタリーコンペティション(オーストリア) • EDOC - Encuentros del Otro Cine 国際ドキュメンタリー映画祭(エクアドル) • ソウル人権映画祭(韓国) • ボン・ドキュメンタリー週間2016(ドイツ) • 五湖映画祭 ホリゾンテ映画賞(ドイツ) • ボズカーダ国際環境ドキュメンタリー映画祭BIFED 準大賞(トルコ) • ジャン・ルーシュ国際映画祭 人類学・持続的発展賞およびマリオ・ルスポリ賞 • 仁川人権映画祭(韓国) • シネマ・ヴェリテ イラン国際ドキュメンタリー映画祭(イラン) 2017 • セイラム映画祭(米国) • カイロ国際女性映画祭"Bain Synemayat"(エジプト) • 首都環境映画祭(ワシントンDC、米国) • RAI国際民俗誌映像祭(イギリス) • シネ・インヴィジブル映画祭 ビルバオ・キャラバン - カイロ国際女性映画祭(スペイン) • 人類博物館(パリ、フランス) • "リメンバリング・ヒロシマ、イマジニング・ピース" 上映会(ピッツバーグ、米国) • Akamas環境映画祭(キプロス) • NAFA映画祭(デンマーク) • No Nuke映画祭(台湾) • フライブルク平和フォーラム&フライブルク反核グループ上映会(フライブルク・イム・ブライスガウ)(ドイツ) • ジャン・ルーシュ国際映画祭 オン・ツアー(ヨーロッパ・地中海文明博物館)(フランス) 2018 • Ecofalante環境映画祭(ブラジル) 日本での上映実績: 2016: • ギャラリー交差点611(広島) • 被爆体験を継承する会(広島、三回) • happy な選択を(福島) • グリーンコープ(生活共同組合ひろしま) (広島) • 新婦人広島県本部(広島) • 武蔵野市民学校・映画〇学ぶ会(埼玉県志木市) • 安保法制に反対する府中市民の会(広島県福山市) 2017: • 井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会、衆院第一議員会館(東京) • 古田公民館(広島) • 保養受け入れネットワーク(富山) • 双葉町中間貯蔵施設合同対策協議会(埼玉県加須市) • チェエルノブイリへのかけはし(札幌) • 保養受け入れネットワーク(広島) • 保養受け入れネットワーク(岐阜) • 医師グループ(岐阜) • 武蔵野市民学校・映画〇学ぶ会(埼玉県志木市) • グリーンコープ(生活共同組合ひろしま) (広島) • 盈進学園(埼玉県志木市) • 北海道被爆者協会(北明)(札幌) • 広島平和記念資料館(広島) 2018: • びわこキャンプ(大津) • 被爆体験を継承する会 アーサービナード氏とのトークショー(広島) • 広島平和記念資料館(広島) |
製作スタッフクレジット |
脚本:アヤ・ドメーニグ 撮影:ムリナル・デサイ 編集:タニア・シュトクリン 録音:高岡 諒 音楽:マルセル・ヴァイド |
製作者名(日本語) | Mirjam von Arx, Tanja Meding |
配給会社あるいは上映担当者名 (問い合わせ窓口) |
ワールドセールス: Georg Gruber, Magnetfilm International Sales, スイス(配給): Bea Cuttat, LookNow!, 日本(配給): 被爆体験を継承する会 |
作品に関する公式ウェブサイト | http://www.thedaythesunfell.com |
ウェブサイト以外の オンライン・アクセス |
https://www.facebook.com/alsdiesonnevomhimmelfiel/ https://hibaku-keisho.jimdo.com |
過去YIDFFにおける本作品の上映 | ありません |