すぐそばにいたTOMODACHI
The Neighbourly TOMODACHI
セシリア亜美 北島
日本/95分/2011年
3.11の未曾有の東北大震災に際して多くの国が救援隊を派遣した。米軍の救援活動はOPERATIONTOMODACHIと名付けられた。一方でそれまで日本にいた外国人の多くは身の危険を感じて続々と帰国していった。そんな中で在日ビルマ人95人が被災地を訪れ、炊き出しや清掃ボランティアを敢行した。祖国を追われ、庇護を求めてやってきたビルマ人がこんな近くに暮らしていることを私たちは気付かずに生活している。軍事政権下の圧政で国に帰るに帰れず、加えて日本の難民制度の制約という壁の二重苦に苛まれているにもかかわらず、彼らは被災地のためにボランティア活動をすることを買って出たのだった。こんな身近にこんなにもTOMODACHIがいたなんて。彼らを突き動かすのはいったい何なのであろうか?いつの日か母との再会を夢見ていたある一人の若い女性。彼女もこれに参加した。被災者のために力になりたいという思いはいったいどこから来るのか?彼女のしっかりと前を向いて生きる姿の中には、どんな時でも他者を思いやる親からの教えや祖国への揺れる思いも語られる。こんな過酷な状況の中、彼らの3年を追い、力強い生き方に密着した。
作品名(日本語) | すぐそばにいたTOMODACHI |
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作品名(英語) | The Neighbourly TOMODACHI |
作品名(オリジナル言語) | すぐそばにいたTOMODACHI |
監督名・製作代表者名(日本語) | セシリア亜美 北島 |
監督・製作代表者名(オリジナル言語) | セシリア亜美 北島 |
監督・略歴 | アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれ。助監督、スクリプターを経て短編「その手をください」を制作。SKIPシティと東京都国際映画祭にて企画選出。2009年、短編ドキュメンタリー『Voices of Migrants in Japan』が移民映画祭にて上映。当作品は、第6回UNHCR難民映画祭にても上映。「すぐそばにいたTOMODACHI~The Neighbourly TOMODACHI」 (2011)」(東日本大震災にて在日ミャンマー人のボランティア活動を映画化)を制作。第 6 回UNHCR 難民映画祭オープニング作品として、山形国際ドキュメンタリー映画祭やヒューマンシネマフ ェスティバルなと全国各地て上映された。 その後、バングラデシュ・ダッカにてリキシャレースを企画・主催し、ドキュメンタリー映画「リキシャレースにかける夢」を制作、本年も 2 回目を開催し、「リキシャレースで広がる輪」を制作。「瀬戸内トリエンナーレ2013 バングラデシュ・プロジェクト 川の国からのメッセージ」、他。 |
製作年(作品完成年:西暦) | 2011 |
製作国 | 日本 |
上映時間(分) | 95分 |
画角(フレームサイズ) | (ビデオ)16:9 |
色 | カラー |
上映可能フォーマット | BDHDCAMDVCAMDVD |
主な撮影地 | 東京、石巻、多賀城 |
主な撮影時期 | 2006年 〜 2011年4月 |
主な被写体人物名(登場人物) | |
使用言語 | 日本語、 |
字幕の言語 | 英語、 |
初公開年月日(西暦) | 2011年10月7日 |
初公開国 | 日本 |
日本での初公開年月日(西暦) | 2011年10月7日 |
上映実績(映画祭、商業上映など) | 第6回UNHCR難民映画祭、元町映画館(神戸)、アムネスティ・イベント上映会(水戸、福島)、あーすフェスタかながわ2012、2012 World Refugee Day Exhibition in Thailand, 石巻上上映、多文化映画祭(名古屋大学)、堺市立平和と人権資料館(上映)、ヒューマンシネマフェスティバル2012、東京経済大学、愛知瀬戸市国際センター2014、多文化映画祭(名古屋)2014 |
製作スタッフクレジット |
撮影:セシリア亜美 北島 編集:セシリア亜美 北島 音楽:NICHION |
製作者名(日本語) | セシリア亜美 北島 |
配給会社あるいは上映担当者名 (問い合わせ窓口) |
セシリア亜美 北島 |
作品に関する公式ウェブサイト | http://neighbourly-tomodachi.jimdo.com |
ウェブサイト以外の オンライン・アクセス |
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過去YIDFFにおける本作品の上映 | YIDFF 2011 |