霧の向こう AU-DELA DU NUAGE °Yonaoshi 3.11

Beyond the cloud °Yonaoshi 3.11

ケイコ・クルディ

フランス、日本/94分/2013年

AU_DELADUNUAGE_Affichewebsm「福島」はパラレルワールドだ。外側から見れば、すべてが正常に見える。禁止区域から離れれば、人生は以前と同じように進んでいく。今の危険は目には見えない。大丈夫だ、すべて正常であると一部の人々は言う。だが今日、何も解決されてはいないのだ。
2011年3月11日の出来事に衝撃を受けたフランス人映画監督のケイコ・クルディは、ただちに日本へ向かい、福島の人々と対話をしながら1年半以上の時間を過ごした。理解を深めるため、三重災害以降日本社会で活動する多くの有名人、アーティストや建築家、作家、調査ジャーナリスト、反核活動家、事故当時の前首相らにインタビューを行った。
彼らの切実な証言は、圧倒的トラウマから回復しつつある社会の矛盾と動きを際立たせる。起きているものごとから私たちは多くを学ばなければならない。
「世直し(再生)」は多くの人々の夢だが、それは可能なのか?私たちは自分の行動を変えることはできるのだろうか?表面上の見え方と多くの人が感じている無気力とは対照的に、その変化は激しい。日本の至るところで、個々人が、広がる無気力に抵抗する姿勢を示している。
作品名(日本語) 霧の向こう AU-DELA DU NUAGE °Yonaoshi 3.11
作品名(英語) Beyond the cloud °Yonaoshi 3.11
作品名(オリジナル言語) AU-DELA DU NUAGE °Yonaoshi 3.11
監督名・製作代表者名(日本語) ケイコ・クルディ
監督・製作代表者名(オリジナル言語) Keiko Courdy
監督・略歴 フランス人映画作家、メディアアーティスト。映画の脚本、監督、プロデュースやニューメディアのインスタレーションをフランス、日本で手がける。パリ第3大学で映画と舞台を学んだ後、東京大学院博士課程修了。京都造形芸術大学芸術学部映像・舞台芸術学科で3年間教鞭をとり、東京とパリのKI学際的創造システムでオノマトペ集団を率いた。福島の原発事故に衝撃を受け、映画『霧の向こうBEYOND THE CLOUD °Yonaoshi 3.11』を制作。クルディは現在、原子力発電所とその従業員についての新しいドキュメンタリー映画と、福島第一原子力発電所付近で生まれるラブストーリーについてのフィクション映画を準備している。
製作年(作品完成年:西暦) 2013
製作国 フランス、日本
上映時間(分) 94分
画角(フレームサイズ) (ビデオ)16:9
カラー
上映可能フォーマット BD
主な撮影地 福島県、東京
主な撮影時期 2011年5月、2012年5月 〜 6月、11月
主な被写体人物名(登場人物) 玄侑 宗久、菅 直人、 秋山豊寛、伊東 豊雄、本橋 成一、宮田 美穂、山田 里紗、板倉 由香、幸恵、坪倉正治、鎌仲ひとみ、広瀬 隆、鎌田 慧、落合 恵子
使用言語 日本語、
字幕の言語 英語、
初公開年月日(西暦) 2013年8月
初公開国 フランス
日本での初公開年月日(西暦) 2013年9月
上映実績(映画祭、商業上映など) [2013]
カンヌ映画ミーティング
福島映像祭(東京)
[2014]
ニューヨークシティ・インディペンデント映画祭
ムアン=サルトゥー書籍祭
エドモントン・グローバル・ビジョン・ドキュメンタリー映画祭
リオデジャネイロ国際ウラン映画祭(近代美術館)
第32回アレス映画祭 
第31回パリ国際環境映画祭
ジュネーブ映画祭
東京大学(共生のための国際哲学教育研究センター)、静岡市国際交流協会、福島ドキュメンタリー映画上映&意見交換会(富山)、情報科学芸術大学院大学(岐阜)
その他フランスや、アリアンス フランセーズ(ワシントンDC、チリ、アメリカ、ブラジル、ブルガリア、ギニア…)などで上映会開催。
製作スタッフクレジット 撮影:落合智成、ケイコ・クルディ
編集:村本勝(映画)、ジュリアーノ・パパチオーリ(Webdoc)
録音:滝澤修、猪立山仁子(採音)
音楽:前林明次
ナレーター:ケイコ・クルディ
その他:Webデザイン:ジェローム・シュルロ、Support for shooting and post-production : Montage inc Tokyo
製作者名(日本語) ケイコ・クルディ
配給会社あるいは上映担当者名
(問い合わせ窓口)
作品に関する公式ウェブサイト http://www.yonaoshi311.com
ウェブサイト以外の
オンライン・アクセス
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