福島の未来 0.23μSv
Fukushima: Is There a Way Out ? 0.23μSv
李洪起
ウクライナ、日本/68分/2013年
"21世紀最大の災禍となり、全世界を緊張の渦に陥れた福島原発事故。2年が経った今、事態は好転せずいつしか人々の日常をすっかり変えてしまった。朝目覚めると温かいコーヒーを飲むよりも、まず放射能を測定することから一日が始まる。幼い子を抱いている母親は、経済的な余裕さえあれば放射能の心配がない遠く離れたところに引っ越したいと吐露した。
法政大学哲学科牧野英二教授は、「日本は今、沈没中である。」と憂い嘆いた。それは、もっと大きな問題が内在していたためのである。原発の爆発は事故よりも、その後遺症の方がずっと恐ろしく深刻であった。そのことを知った17人の市民たちが立ち上がり調査団を結成した。誰も教えてくれない福島の未来が知ろうと、26年前の大災害の震源地チェルノブイリを訪れる危険な旅に出た。彼らはそこで何を見たのだろうか。果たしてそれは、どのような日本の未来の姿なのだろうか。"
法政大学哲学科牧野英二教授は、「日本は今、沈没中である。」と憂い嘆いた。それは、もっと大きな問題が内在していたためのである。原発の爆発は事故よりも、その後遺症の方がずっと恐ろしく深刻であった。そのことを知った17人の市民たちが立ち上がり調査団を結成した。誰も教えてくれない福島の未来が知ろうと、26年前の大災害の震源地チェルノブイリを訪れる危険な旅に出た。彼らはそこで何を見たのだろうか。果たしてそれは、どのような日本の未来の姿なのだろうか。"
作品名(日本語) | 福島の未来 0.23μSv |
---|---|
作品名(英語) | Fukushima: Is There a Way Out ? 0.23μSv |
作品名(オリジナル言語) | 福島の未来 0.23μSv |
監督名・製作代表者名(日本語) | 李洪起 |
監督・製作代表者名(オリジナル言語) | 이홍기 |
監督・略歴 | 独立プロデューサー兼ドキュメンタリー監督。1992年から放送ドキュメンタリーを制作しはじめる。「行」というテーマで「卍行‐ハーバードから華渓寺まで」(1997)、「同行‐花の放浪者」(2000)、「共行‐18日間の特別な旅路」(2004) 、「未行‐亡命者 鄭チュ」(2010)など、今を生きる人々の内面を色濃く描き出しドキュメンタリー化した。放送のみならずドキュメンタリー映画の制作にも取り組むかたわら韓国独立プロデューサー協会理事を務める。「順天」(2013)で韓国独立プロデューサー協会の大賞受賞、釜山国際映画祭(2013)ワイドアングル部門に、また2014年にはモントリオール国際映画祭ワールドドキュメンタリー部門に公式招待された。福島とチェルノブイリ原発事故を斬新な角度から捉えた「福島の未来 0.23μSv」は2014年2月日本で公開された。 Awards & Filmfestivals 「卍行-ハーバードから華渓寺まで」(1997) Arirang TV・KBS日曜スペシャル放送 1998 総合有線放送委員会 優秀プログラム賞 「同行―花の放浪者」(2000) Arirang TV・KBS日曜スペシャル放送 2001 放送委員会 プログラム企画部門大賞 「未行―亡命者 鄭チュ」(2010) EBSドキュプライム‐ロシア国交樹立20周年記念特集 2010 KIPA(韓国独立制作者協会 主管) 優秀作品賞 「順天」(2013) 第25回 韓国PD大賞(韓国プロデューサー連合会 主管) 作品賞 第06回 韓国独立PD賞(韓国独立プロデューサー協会 主管) 大賞 2012 KIPA(韓国独立制作者協会)大賞 撮影賞 2013 韓国独立プロデューサー協会大賞 大賞 受賞 2013 韓国プロデューサー連合会大賞 作品賞 受賞 2013 釜山国際映画祭 ワイドアングル部門 招請 2014 フォーキュスコレ映画祭 グランプリ受賞 2014 順天湾世界動物映画祭 リアリティテールス部門 招請 2014 モントリオール国際映画祭 ドキュメンタリー・オブ・ザ・ワールド部門 招請 |
製作年(作品完成年:西暦) | 2013 |
製作国 | ウクライナ、日本 |
上映時間(分) | 68分 |
画角(フレームサイズ) | (ビデオ)16:9 |
色 | カラー |
上映可能フォーマット | DVD |
主な撮影地 | ウクライナ(チェルノブイリ、プリピャチ、オヴルチ、コバリン、キエフ一帯) 日本(東京、千葉、郡山、南相馬、新地など) |
主な撮影時期 | 2012年9月 〜 2013年1月 |
主な被写体人物名(登場人物) | 小若順一、柴田圭子、黒田節子、土山雄司 |
使用言語 | 日本語、英語、 |
字幕の言語 | 英語、 |
初公開年月日(西暦) | 2013年3月6日 |
初公開国 | 韓国 |
日本での初公開年月日(西暦) | 2014年2月1日 |
上映実績(映画祭、商業上映など) | 第10回ソウル環境映画祭 (2013)、渋谷ユーロスペース(2014) |
製作スタッフクレジット |
脚本:李昌炫 撮影:李洪起 編集:李洪起、李昌炫 録音:李洪起、李昌炫 ナレーター:日本語版: 李麗仙 / 英語版: ジェイソン・リー, シャノン・リー |
製作者名(日本語) | 李碩原 |
配給会社あるいは上映担当者名 (問い合わせ窓口) |
株式会社シグロ |
作品に関する公式ウェブサイト | |
ウェブサイト以外の オンライン・アクセス |
https://www.youtube.com/watch?v=O3jlXwQND7o |
過去YIDFFにおける本作品の上映 | ありません |