受け継がれしサムライ精神
Samurai of Fukushima
松原保(監督)、岡野健将(製作者)
日本、シンガポール/44分/2012年
福島県浜通りには1千年の昔に起源をもち日本が誇るサムライ文化の名残がある。東北の夏の伝統行事・相馬野馬追。本物の甲冑を纏い、500騎もの騎馬武者が一堂に会する様はタイムスリップしたかのよう。しかし2011年3月、行事の中心となる南相馬を未曽有の大震災と原発事故が襲った。サムライ達は津波で家族や愛馬を失い、放射能によって故郷を奪われた。35代続く士族の家系で騎馬会会長を務める本田信夫さんは、危機に陥った野馬追開催に向け、老骨に鞭を打って奔走。妻子を失い一人生き延びた菅野長八さんは、家族を弔うためにも参加を決意。長男を亡くした蒔田保男さんは出場を辞退した。サムライ達の使命は、伝統の火を絶やすことなく次の世代へと引継ぐこと。この物語は震災後の2年間を長期取材し、見えない敵・放射能を相手に、旧相馬藩の子孫となる5人のサムライ達の揺れ動く心の葛藤とそれぞれの決断を追った。(日本未公開)
作品名(日本語) | 受け継がれしサムライ精神 |
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作品名(英語) | Samurai of Fukushima |
作品名(オリジナル言語) | 受け継がれしサムライ精神 |
監督名・製作代表者名(日本語) | 松原保(監督)、岡野健将(製作者) |
監督・製作代表者名(オリジナル言語) | 松原保(監督)、岡野健将(製作者) |
監督・略歴 | 1959年大阪生まれ。 1985年大学卒業後、東京のテレビプロダクションに入社。CMや教育映画、企業プロモーションなどの作品を多く手掛けた。 2009年 パワーアイの代表取締役に就任。2010年より海外の放送局やプロダクションとの国際共同制作を模索し始める。 2011年3月にソウルで開催されたアジアを中心としたドキュメンタリーの国際提案会議、Asian Side of the Dogsに初参加。以降、国際的なドキュメンタリーの場を求めて国内外に足を運び、企画をアピールしてきた。 2011年には東日本大震災で被害を受けた相馬野馬追に着眼し、自主的に取材を開始。 2012年平成23年度補正予算がついた総務省の国際共同制作支援事業に福島・相馬野馬追を題材としたドキュメンタリー企画が採用。シンガポールのヒストリーチャンネルとの国内初の共同制作を行った。 2013年2年連続で総務省事業に企画が採択され、日本人として初のブータン国営放送と共同製作をする。伝統技術の継承に危機を迎えている日本刀を題材に、奈良県吉野で刀鍛冶を営む名匠・河内國平とその最後の弟子との関係を描くドキュメンタリーをはじめ、高野山、修験道など日本文化を紹介するカルチャードキュメンタリー4本を制作し、放送した。 |
製作年(作品完成年:西暦) | 2012 |
製作国 | 日本、シンガポール |
上映時間(分) | 44分 |
画角(フレームサイズ) | (ビデオ)16:9 |
色 | カラー |
上映可能フォーマット | BDDVD |
主な撮影地 | 福島県南相馬市、相馬市、会津若松市 |
主な撮影時期 | 2011年5月21日 〜 2011年7月31日 2012年5月19日 〜 2012年7月30日 |
主な被写体人物名(登場人物) | |
使用言語 | 英語、 |
字幕の言語 | 英語、 |
初公開年月日(西暦) | 2012年12月31日 |
初公開国 | シンガポール他、アジア20か国(中国・台湾・香港を除く) |
日本での初公開年月日(西暦) | 2012年12月31日 |
上映実績(映画祭、商業上映など) | |
製作スタッフクレジット |
脚本:岡野健将 撮影:名木政憲 編集:海野圭司 録音:ホームスタジオ 音楽:Burtt See ナレーター:Allen Farmer その他:国際共同製作側としてヒストリーチャンネルのエグゼクティブプロデューサー Chris Humphreyが参加。但しヒストリーチャンネルアジアの放映権のみの権利を有し、その他の全ての権利は日本側の制作会社(パワーアイ及びK&Y Distribution)にある。 |
製作者名(日本語) | 松原 保 |
配給会社あるいは上映担当者名 (問い合わせ窓口) |
Looking Glass International |
作品に関する公式ウェブサイト | |
ウェブサイト以外の オンライン・アクセス |
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過去YIDFFにおける本作品の上映 | ありません |