軌跡 〜小名浜0811〜
Locus -ONAHAMA 0811-
友利栄太郎
日本/25分/2011年
東日本大震災から5ヶ月。夏の風物詩、花火大会が被災地である福島の小名浜でも行われようとしていた。被災の影響で当初は断念していた花火大会。しかし犠牲になった方々への追悼と町の復興のために、小さな規模でも大会を敢行しようと町の声が上がった。ボランティアスタッフで運営されるいわき花火大会実行委員会の八巻義英さん(52当時)が、崩れた港の打ち上げ現場を走る。福島で生きる男として八巻さんが穏やかに語る。その言葉の一つ一つに込められた思いから見えてくるものとは何なのか。ひび割れた港から打ち上げられた花火。真夏の夜に降る光の雨。あなたの瞳にはどのように映るのだろうか。
「こんな時期だから・・・」という話し始めが私はどうも好きになれない。共同幻想を強制されるのが腑に落ちない。「津波」と「放射線」の恐怖を乗り越えて、町を再生し人に希望を与えようと奔走する、1人の男の人間賛歌が伝わればそれでよい。
「こんな時期だから・・・」という話し始めが私はどうも好きになれない。共同幻想を強制されるのが腑に落ちない。「津波」と「放射線」の恐怖を乗り越えて、町を再生し人に希望を与えようと奔走する、1人の男の人間賛歌が伝わればそれでよい。
作品名(日本語) | 軌跡 〜小名浜0811〜 |
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作品名(英語) | Locus -ONAHAMA 0811- |
作品名(オリジナル言語) | 軌跡 〜小名浜0811〜 |
監督名・製作代表者名(日本語) | 友利栄太郎 |
監督・製作代表者名(オリジナル言語) | 友利栄太郎 |
監督・略歴 | 1970年、大阪市生まれ。同志社大学法学部卒業後、大手番組制作会社でテレビ番組制作に参加。世界20カ国以上で取材を経験。ドキュメンタリーから報道、バラエティ、グラビアなど映像業界を放浪する。07年に足立正生監督の日本映画界復帰作『幽閉者-テロリスト-』に参加。その後、福居ショウジン監督と共に08年『the hiding-潜伏-』09年『S-94』を製作。10年、セミドキュメンタリー『Welcome To A.S.P.T.』をライブハウス上映。現在もテレビディレクターとして番組制作に従事するかたわら映像作品を制作している。 |
製作年(作品完成年:西暦) | 2011 |
製作国 | 日本 |
上映時間(分) | 25分 |
画角(フレームサイズ) | (ビデオ)16:9 |
色 | カラー |
上映可能フォーマット | DVCAMDVD |
主な撮影地 | 福島県いわき市小名浜 |
主な撮影時期 | 2011年8月11日 |
主な被写体人物名(登場人物) | 八巻義英 |
使用言語 | 日本語、 |
字幕の言語 | 日本語、 |
初公開年月日(西暦) | 2011年10月7日 |
初公開国 | 日本 |
日本での初公開年月日(西暦) | 2011年10月7日 |
上映実績(映画祭、商業上映など) | |
製作スタッフクレジット |
脚本:金子遊 撮影:高川潤子 編集:河合政之 録音:高川潤子 音楽:ヒゴヒロシ ナレーター:白永歩美(月蝕歌劇団) その他:テーマ曲(『DIAMOND DEAD』 作詞/作曲 原野芳寛 演奏 パルティータ) 協力:(いわき市)(いわき花火大会実行委員会) |
製作者名(日本語) | スラッシャーリミテッド(友利栄太郎) |
配給会社あるいは上映担当者名 (問い合わせ窓口) |
友利栄太郎 |
作品に関する公式ウェブサイト | |
ウェブサイト以外の オンライン・アクセス |
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過去YIDFFにおける本作品の上映 | YIDFF 2011ともにある 2012 |